誌上モノづくりスクール/第6回「収益構造を明確にして、儲ける工場を作れ!」

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第6回 「収益構造を明確にして、儲ける工場を作れ!」株式会社アットストリーム 代表取締役 平山賢二

1、収益構造には3つの段階がある

儲けるとは、損益計算書で利益が上がるということである。それではどうしたら儲けることができるだろうか?ものづくりと経営の基本的な関係を理解して、収益構造を明確にすることが儲ける工場つくりの第一歩になる。
経営者は損益計算書という「経営結果」で評価される。工場長は「工場経営者」である。儲かる工場にすることが工場長の役割である。

図1「経営成果と希少資源のリンク」の示すように、成果を挙げる取り組みには3つの段階がある。

図1:経営成果と希少資源のリンク

(1)改善成果の獲得

改善は実行しなければ成果はあがらない。生産現場では、段取り時間の短縮やチョコ停の排除など多くの改善活動を推進する。

(2)活動目標の達成

改善の成果は、稼働率の向上、ロス率の減少、能率の向上という3つの希少資源データとして表れる。改善活動の成果と3つの希少資源データを結びつけることが重要である。

(3)経営成果の獲得

経営成果とは利益の獲得である。利益をあげるためには収入を増やし、コストを下げる必要がある。改善によって得られた3つの希少資源データが良くなっただけでは、経営成果は獲得できない。
能率を上げると(同じ生産量なら)人員や機械に余裕(ムダ)が生まれる。経営者は、もっと生産量を増やすか、速やかに人員を減らし人件費を削減して経営成果として損益計算書に反映させなければならない。

2、ものづくりには3つの形態がある

図2「3つのものづくりの形態」に示すように、ものづくりには3つの形態がある。


このものづくりの形態を明確にして改善に取り組むことによって、経営成果を挙げることが出来る。
3つのものづくりとは何かを説明しよう。

図2:3つのものづくりの形態

(1)機械がつくる

10台の成型機を2名の作業者で稼動させている例です。
段取り替えの時は作業者が機械を止めて、金型を降ろし、新しい金型を取り付け、樹脂ペレットを入れ替え、成型条件を合わせます。しかし、連続生産に入ると、作業者が検品や品質記録の作成、次の段取りの準備などの付帯作業をしていても、生産は機械によって支障なく行われます。この生産の状態を、「機械が作る」工程といいます。
この場合は、稼働率やロス率、能率は機械毎に収集して分析・改善されなければ意味がありません。例えば、機械稼働率が上がれば同じ製造費で沢山の製品を作っていることになります。機械が作る工程では、機械に着目して改善に取り組むことが経営成果を挙げることになります。
逆に、2名に作業者の稼働率が上がっても(つまり、忙しく走り回っていても)生産や原価には何の影響も無いのです。

(2)人が作る

10人の作業者がコンベアベルト上で、家電製品などを組み立てている例です。一人でも作業者の作業が遅れたり、または作業者が組立場を離れると、生産は止まってしまいます。これを「人が作る」工程といいます。
人が作る工程の場合は、3つの希少資源データは人毎に収集して分析・改善することによって製造原価を下げることができます。

(3)人と機械の連携で作る

作業者がプレス機に材料をセットしてプレス機を操作している例です。作業者が材料をセットしている間は機械が止まっています。つまり、人と機械の連携でものづくりが行われています。これを「人と機械の連携で作る」工程といいます。
この場合は機会も人もお互いが待つことなく、連続して作業することによって初めて無駄のない生産が出来ます。

3、収益構造と3つの希少資源データで儲ける工場をつくろう

ものづくりスクールでは、儲けるための最も基本的で最も重要なテーマについて説明をしてきた。

6回にわたるスクールのまとめとして、次のようなステップで改善を進めていくことによって、皆様の工場がより競争力の高い工場になると確信しています。

ステップ1: 職場を見て、その工程は3つのものづくりの内のどれであるかを見極めること。

ステップ2: それぞれの形態に合わせて、3つの希少資源データを収集・分析すること。

ステップ3: データに基づいて、段取り改善や品質改善など具体的な改善テーマを設定すること。

ステップ4: 改善テーマは大きさによって、経営者のテーマ、科長のテーマに分けて、実行して成果をあげる。

ステップ5: 改善の結果、3つの希少資源がどのように変化したか?同じく、データで確認する。

ステップ6: 例えば、能率が上がれば、より多くの生産量をこなすことが出来るし、生産量が同じなら、もっと少ない人員で生産することが出来る。経営者は経営成果を獲得しなければならない。

(詳しくは私の著書「勝つ改善力 - ベスト・ワースト法で実現する現場改革(JIPMソリューション)」に書いてあります。関心のある方は是非、読んでください。)

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